【ソロツーリング】楽しみ方は走行時の工夫で大きく変わる!~中型バイク乗りの私がおススメする方法~

【ソロツーリング】楽しみ方は走行時の工夫で大きく変わる!~中型バイク乗りの私がおススメする方法~
この記事のおススメ読者

・ソロツーリングの楽しみ方を知りたい方
・ソロツーリング中の退屈な時間を少しでも減らしたい方
・バイクがただの移動手段になっている方

 ソロツーリングの楽しみ方は、走行時の工夫で大きく変わります

 この記事では、ソロツーリングをもっと楽しみたいと思っている方に向けて、「走行時にできる工夫は何か」という観点でソロツーリングの魅力を紹介しています。ソロツーリングでの楽しみ方も紹介しているので、これからソロツーリングをする方やソロツーリングに楽しみを見出せていない方もぜひ最後まで読んでみて下さい。

1. ソロツーリングの魅力

 バイク乗りであれば、一人で走行する「ソロツーリング」をするタイミングがあると思います。ソロツーリングには、複数人で走行する「マスツーリング」にはない魅力がたくさんあります。

 その中でも私が考えるソロツーリングの一番の魅力は、なんといっても自由度が高いことです。ソロツーリングであれば、目的地の設定や途中経路について、自由に自分で決定できるだけでなく、自分の気持ちやその時の感情、出会いを大切にしながらツーリングを楽しむことができます。バイクの走行スピードや休憩のタイミングも全て自由です。

 ソロ(ひとり)なので、当然なのかもしれませんが、一人でできる当たり前のことを楽しむことこそがソロツーリングの魅力でもあります。

 

2. ソロツーリングの楽しみ方

 ソロツーリングの楽しみ方は人それぞれですが、私はツーリングには大きく3つのパターンがあると考えています。

目的地と途中経路を決めるツーリング

目的地は決めるが途中経路を決めないツーリング

目的地も経路も決めないツーリング

 ①と②については、目的地を予め設定するパターンです。目的地には観光地やご当地グルメ、友人のおすすめスポットなどを設定するといいでしょう。カメラが趣味の方は、目的地で素敵な写真を収められると気分が上がること間違いなしです。ご当地グルメについては有名どころも十分楽しめますが、地元ならではのB級グルメを目当てにツーリングするのもおすすめです。

 ①の途中経路を決める場合というのは、ツーリングのメインの目的地にはなりませんが、有名なスポットの前を通り過ぎたい!といった場合に、ある程度途中経路が決まることをいいます。また、○○ロードや○○街道といったように、目的地に到着するまでの経路に有名なツーリングロードがあると、大体の経路は決まってきます。もちろん、走行するロード自体が1つの目的地となることもあるので、ツーリングロード自体をメインの目的地とするか、観光スポットなどをメインの目的地にするのかは自由に決めましょう。

 ②のパターンは、目的地は設定しますが、途中経路は何となく目的地の方向に向かって走行するツーリングです。グーグルマップ等で目的地を設定し、途中経路を自由に変更できる場合はこれに当てはまります。途中経路では、街並みや自然を存分に楽しむといいでしょう。

 そして③のパターンは、目的地も経路も決めずにフラッと出かけるツーリングです。走行ルートの街並みや自然を楽しむだけでなく、その時に出会った出来事、出会いを楽しむといいでしょう。例えば、偶然見つけた綺麗な景色や、雰囲気のいいお店などです。

 ③のパターンのソロツーリングをする場合は、グーグルマップ等にも頼らず、普段走行する街並みを存分に満喫してみてください。マップに頼って走行しているときとは違った景色や気づきがあるはずです。徒歩や自転車よりも短時間で遠くに行けることは間違いないので、普段自分が住んでいてもなかなか行かないような場所を走行してみるのも冒険みたいで楽しめます。色んな場所を走行しているうちに、自分の知っている場所が繋がって、気づいたら自分の中の地図が広がっていくのも楽しみ方の1つです。

 

2-1. ツーリングの例を紹介(〇〇ツーリング)

 「ツーリング」と一言でいっても、目的によって、様々なツーリングが存在します。ここではツーリング例を簡単に紹介します。

 

キャンプツーリング(キャンツー)

 アウトドアが大好きな方なら、誰もが憧れるキャンプツーリングです。即席テントや即席ラーメンを持っていくことで、自分だけの空間でいつもと違う1日を過ごすことができます。カップラーメンの味も体にかなり沁みます。天候には十分に注意してから行きましょう。

 

ラーメンツーリング(ラーツー)

 ラーメン好きであれば、ラーメンを目的にツーリングするのも楽しめます。駐車場のあるラーメン屋であれば問題ありませんが、街中のラーメン屋は駐車場がないところが大半なので、近くのバイク駐車場をリサーチしてから行くとスムーズに楽しめます。

 

温泉ツーリング(温ツー)

 日頃の疲れた心と体を癒してくれる温泉ツーリングは最高です。温泉を出た後は、体中から水分を吹き飛ばして湯冷めしないように対策しましょう。温泉のみを目的にはせず、ツーリングの最後に温泉で締めくくるのも最高ですよ。

 

カフェツーリング(カフェツー)

 コーヒーやカフェの雰囲気が好きな方は、カフェツーリングがおススメです。バイク乗りが集まるライダーズカフェもあるので、他のライダーと交流してみたい方はチャレンジしてみるのもいいでしょう。

 

3. バイク走行時の工夫について

 突然ですが、ソロツーリング中の移動について考えてみてください。

 ソロツーリングをする以上、バイクを目的地までのただの移動手段としてしまっている方は、すごくもったいないです。なぜなら、ツーリングの大半の時間は移動に使っているからです。片道50㎞のツーリングをした場合、下道であれば片道でおよそ1時間半(少し混んでいれば約2時間)、往復で4時間ほどの移動時間がかかります。目的地で2時間ゆっくり過ごしたとしても、3分の2の時間を移動に使っていることになります。

 バイクに乗って周りの景色を眺めながら走っているだけで、十分楽しいと思う方もたくさんいると思います。もちろん私もその一人です。しかし、何回か同じルートを走る場合はどうでしょう。関西在住であれば関西近辺の目的地、関東在住であれば関東近辺の目的地と、ある程度目的地までのルートが限られてきます。そうなるとツーリングの回数が増えるにつれて、どこか新鮮味がなくなって、いつもと違う別の楽しみ方を求める瞬間があるはずです。

そんな方におすすめの方法が、視覚だけでなく聴覚も使いながら楽しむツーリングです。

 ライダーはヘルメットをかぶっているので、周囲の音がある程度遮断されています。ここでいうヘルメットは、半ヘルではなくジェットヘルメットやシステムヘルメット、フルフェイス型のヘルメットのように、耳を覆うタイプのヘルメットをいいます。これらのヘルメットであれば、音を楽しむ余裕があるので、インカムを準備し、好きな音楽を流しながら走行するのがいいでしょう。最近は複数人でツーリングするときに会話できるだけでなく、ラジオが標準搭載されているインカムもあります。インカムがあるだけで、ソロツーリングもより楽しむことができるようになります。

 評価の高いおすすめのインカムは以下になります。

 

 また、ソロツーリング中の移動時間を自分と向き合う時間にするのもかなりおススメです。

 自分と向き合うには客観的に自分を見る必要があるので、まずは取り入れた情報と自分自身を比較する必要があります。ソロツーリングをただバイクを走らせるツーリングで終わらせるだけでなく、自分と向き合う時間にもしたいと思う方は、Amazonのオーディブルを活用してみましょう。バイクに乗っているだけで新しい情報を入手できるだけでなく、目的地がカフェなどの落ち着いた空間であれば、オーディブルで聴いた情報を自分の中でじっくり落とし込んだり、自分自身と照らし合わせることもできます。

 オーディブルは、以下の画像から申し込むことができます。

 ただし、無理におすすめはしたくないので、興味のない方は無料体験のお試しから控えるようにしてください。

 ここから少しはオーディブルの紹介になるので、興味のない方は4.ソロツーリングでの装備品までスキップしてください。

 オーディブルをいきなり契約することに抵抗があるという方でも心配不要です。オーディブルには30日間の無料体験があります。まずはお試しに使ってみて、オーディブルが合わなければ即退会という選択肢もあなた自身で決めることができます。

 明日ツーリングに行く方、30日以内にソロツーリングの予定を立てられる方、通勤や通学でも使ってみたい方は、ぜひ無料体験を試してみてください。30日間の無料体験終了後は自動的に有料会員(月額1,500円)になりますが、ぎりぎりまで試してみて、合わなければ退会も可能です。

 気になる本の内容を聴き流しながらソロツーリングを楽しめるのは、オーディブルならではのメリットです。

 一度やってみないと、どんな感じなのかも分からないと思うので、迷っている方は無料体験をおすすめします。考え方やツーリングの楽しみ方の幅が広がることは、間違いないでしょう。

 

4. ソロツーリングでの装備品

 ここまでで、ソロツーリングの魅力や楽しみ方について紹介してきましたが、ソロツーリングするにあたって、装備品についても事前に把握しておいた方がいいです。以下に列挙します。

  • スマホホルダー
  • USBポート
  • スマホ充電器
  • インカム
  • サイドバッグ(タンクバッグ)
  • 雨具(カッパ、折り畳み傘)
  • セキュリティグッズ(グリップロック、ディスクロック)

 グーグルマップやLINE、Instagramなどのスマホアプリを使う方は、スマホ必須なので、スマホホルダーとUSBポートをバイクに取り付けておきましょう。インカムは走行時の通話や、音楽・オーディブルを使用するのに必要です。インカムの充電は普段あまり意識しないので前日にバッテリー残量を確認しておきましょう。

 サイドバッグやタンクバッグはすごく便利です。少し大きな荷物はサイドバッグへ、すぐに取り出したい荷物はタンクバッグへ入れておけばスムーズなツーリングができます。バッグがあればライダーも身軽になれるので運転時も快適です。

 カッパや折り畳み傘は、突然の雨に備えて持っておくと助かります。

 セキュリティグッズについては、ツーリング先でバイクのことが心配な方は持っていくようにしましょう。グリップロックやディスクロックは比較的小さなセキュリティ対策グッズなので、持ち出しも簡単です。注意点としては、ディスクロックをしたまま発進させてしまうと、ディスクブレーキが破損するので、必ず発進前にロック解除してから走行するようにしてください。

 

5. ソロツーリングで注意すべきこと

 複数人でのマスツーリングではなく、ソロツーリングだからこそ、特に注意すべきことがあります。それは、事故とガス欠です。

 周囲に人がいないところで事故を起こしてしまった場合、状況をすぐに伝えることができず放置時間が長くなってしまいます。また、自身が動けない状態になってしまった場合は、人が通るのを待って連絡してもらうしか方法がありません。いつも以上に安全第一でツーリングを楽しむようにしましょう。

 ガス欠になってしまった時は、ガソリンを分けてくれる方がいない限り、その場で立ち止まることになってしまいます。ガス欠にならないためにも、普段からガソリンメーターの確認や給油をこまめに行うようにしましょう。それでもうっかりガス欠になってしまった場合は、車体を安全な場所に移動して、まずは自分とバイクの安全を確保しましょう。安全が確保出来たら、付近のガソリンスタンドを検索し、来てもらえるか連絡してみましょう。

 それでもダメな場合はロードサービスを呼びます。ロードサービスは最低でも8000円以上の費用がかかってしまいますが、事故やガス欠を起こしてしまっては仕方ありません。事故やガス欠になってしまうと楽しいどころか気分の下がるツーリングになってしまうので、こまめなガソリンチェックと安全運転を意識して楽しむようにしましょう。

ロードサービス料金表・作業工数表

https://jaf.or.jp/common/about-road-service/estimate-costs/price-list

 

まとめ

 この記事では、ソロツーリングの魅力と楽しみ方、そして必要な装備と注意点について紹介しました。ソロツーリングの一番の魅力は、自由度が高いことです。目的地を楽しむもよし、途中経路を楽しむもよし、何も決めずに出かけるのもよいのがソロツーリングです。
 バイクが目的地までのただの移動手段となっている方は、視覚だけでなく聴覚でも楽しむツーリングにチャレンジしてみるといいでしょう。特に自分自身と向き合う時間にしたい方は、インカムを導入し、Amazonのオーディブルを活用してみましょう。普段と違った雰囲気のツーリングを楽しめるだけでなく、有意義な時間にできることは間違いないでしょう。
 この記事を参考に、あなただけの走行時のひと工夫が見つかると嬉しいです。

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