【携行品特約】バイクでの携帯破損や身の回り品の損害に備えて加入すべき特約!

【携行品特約】バイクでの携帯破損や身の回り品の損害に備えて加入すべき特約!
この記事のおススメ読者

・バイク保険で携帯やカメラなどの身の回り品が補償されるのかどうかを知りたい方
・携行品特約とは何かを知りたい方
・バイク保険に携行品特約を付けるかどうか迷っている方

 バイクでの走行中や偶然の事故によって、取り付けていたカメラや携帯電話が破損し、高額な費用を自腹で払わないといけないといった状況に陥ったことはありませんか?

 実はこれら、バイク保険の『携行品特約』で補償されます。

 私自身、この『携行品特約』を活用することで、携帯破損の損害について全額補償を受けることができました。

 この記事の結論を先にお伝えすると、『携行品特約』は契約することを強くおすすめします。(私は保険会社の回し者ではありません。同じ境遇の方を少しでも救うことができればと思い、記事にしています。)

 この記事では、私の経験をもとに携帯が破損してから損害補償されるまでのステップと、携行品特約の補償内容について紹介しています。※この記事ではチューリッヒの内容を元に紹介しています。保険会社によっては、手続きや補償内容が異なります。

 

1. 携行品特約について

 携行品特約とはどういった特約なのか、まずは基本補償と特約について見ていきましょう。

1-1. 基本補償と特約について

 携行品特約を知る前に、まずは「特約」とは何か?について知る必要があります。特約とは、当事者間で交わされる特別な約束を意味しています。特別な約束や合意を意味しているため、主たる契約にオプションとして付加される補償内容となっています。

 保険会社の保険商品(バイク保険)を契約する際には、基本補償と特約という2つの大まかな分類で構成されているのですが、基本補償は「基本的にどの保険会社でも自動車保険の内容として組み込まれている補償内容」になります。ただし、この基本補償は保険会社によって多少の差異があります。

 一方で特約とは、自動車保険の基本補償には含まれない内容であるため、保険会社と保険加入者との間で約束・合意するオプション補償となります。

 もちろんバイク保険の携行品特約は、「特約」であるため基本補償には含まれません。そのため、携行品特約を加入している方のみ、バイク走行時や偶然の事故によって生じた身の回り品の損害を補償することができます。(以下がチューリッヒの携行品特約の内容です。)

バイク保険の携行品特約(身の回り品に生じた損害を補償)|チューリッヒ
出典:チューリッヒ (zurich.co.jp)

バイク保険の携行品特約(身の回り品に生じた損害を補償)|チューリッヒ (zurich.co.jp)

https://www.zurich.co.jp/motorbike/compensation/bike/carry/

 

 チューリッヒの場合、保険金額は10万円であるため、この特約に加入していた場合は、最大で10万円が補償されることになります。

 身の回り品を修理する場合は、修理費が補償され、携行品を交換する場合は、購入金額と経過年数、破損時の時価などを考慮した金額が支払われます。

 

2. 事故及び携行品特約の活用に至った経緯

 ある日、バイクで友人との待ち合わせ場所に向かっていました。天気もかなり良かったので気持ちよく走行していたのですが、道を曲がろうとしたときにいきなりカタッという音がしました。音がしたのは一瞬だったので、虫か何かがヘルメットに当たったと思いその時は気づきませんでした。

 集合場所が初めての目的地だったので、スマホのマップをときどき確認しながら走行していましたが、音がした後はナビを見てもスカスカのスマホホルダーしか見ることができませんでした。その瞬間、ヒヤッとするような嫌な気持ちが一気に込み上げてきましたが、覚悟を決めて音がした場所まで戻りました。

 すると案の定、携帯が地面に落ちており、車に踏まれては何度も地面を跳ねる自分の携帯が確かにありました。タイミングを見て携帯を取りに行き、確認しましたが、両面バキバキの大破損でした。

 画面タッチやカメラを起動する操作をすると、画面に映る無数の線から辛うじて機能しているのを確認できたため、画面を直せば何とか操作できると判断し、画面を修理しました。(データを何としてでも抜き出したい思いもありました。)しかし、データは一部しか戻ってこず、カメラなども上手く機能していないため、交換せざるを得ない状況でした。

 友人への申し訳なさ、データのバックアップができていない後悔、画面修理代のトリプルパンチで精神的にもかなりダメージがありました。

 しかし、ちょうどバイク保険の更新タイミングでバイク保険の内容を見直していた時期ということもあり、携行品特約というものを見つけました。

 バイク保険の携行品特約の補償内容を調べると、携帯も補償対象だと判断できたため、すぐに活用を決めました。まさに、不幸中の幸いです。

 

3. 携行品特約の補償手続きについて

 携行品特約をすぐに活用したい方に向けて、補償手続きのフローについて紹介します。※チューリッヒでの補償手続きを例として記載しています。事故受付に関する対応やサービスはかなり良かったです。

事故・故障の連絡を保険会社にする(インターネット受付がおススメ)

 携行品特約のみを使用する場合は、事故を起こしていなくても電話もしくはネットで事故・故障の連絡が必要です。身の回り品のみに損害があり、携行品特約のみを使用する場合は、事故にあった方を優先するためにも、スマホやPCがある方はできるだけインターネットでの事故受付を優先しましょう。

必要事項を記入する

 事故受付の入力フォームでは、以下の項目を入力します。

  • 事故日
  • 事故時間
  • 事故場所
  • 電話番号
  • 電話の希望時間帯
  • メールアドレス
  • 事故状況
  • ケガ人の有無
  • お車の損害の有無
  • モノの損害の有無と内容
  • ナンバープレート
  • 車両損害箇所(写真添付)
  • 運転免許証(写真添付)

 携帯やカメラが破損している場合は、破損状態を撮影して「車両損害箇所」に添付します。運転免許証もカメラで両面を撮影して添付しましょう。事前に機器の状況等を撮影して送付しておくと、今後のやり取りや手続きもスムーズに行えます。

事故受付の担当者から連絡が入る

 事故受付が完了すると、当日もしくは翌日の電話希望時間帯に事故受付の担当者から連絡が入り、事故日や事故場所、状況などをきかれます。覚えている範囲で正確に応えましょう。応えた内容は別の事故の担当者に引き継がれ、別途連絡が入ります。

事故の担当者から連絡が入り、補償内容の説明と今後の手続きの説明を受ける

 事故受付の担当者から連絡がきた後は、今回の事故の担当者から連絡が入ります。早いと事故受付の連絡の後すぐに連絡があります。再度事故の状況等を聞かれることがあると思いますが、冷静に対応しましょう。事故の状況を詳しく伝えると、補償内容の説明と今後の手続きに関する説明を受けます。

 私の場合は、携帯破損のみだったので、修理ではなく交換をしないといけなくなった旨を伝えると、修理費ではなく携帯端末本体の金額が補償対象になるとのことでした。購入金額や経過年数、時価を考慮した金額が支払われるみたいです。

 今後の手続きとしては、これから送付される必要書類への記入と、破損があった機器の購入明細を送付するだけでした。購入明細に関しては、返信用封筒にコピーして返送するか、LINEで友達追加して担当者と直接やりとりができるチャットで送るかの2択でした。もちろんLINEを追加してすぐに送付しました。

事故受付から1週間ほどで必要事項を記入する書類が届く

 事故受付が完了してから1週間ほどで、必要書類が手元に届きました。ここまでで必要な情報は全て送っていたので、必要事項を記入して返信用封筒で返送するだけでした。すごく簡単です。

保険金が振り込まれる

 事故の担当者から電話連絡があり、保険金額に関する説明がありました。振込には2,3日の時間を要するとのことでしたが、電話があった翌日には保険金が振り込まれ、無事に携行品特約の補償を受けることができました。

 インターネットで事故・故障の連絡をしてから保険金が振り込まれるまでは約2週間ほどでした。対応も丁寧で早くかなり満足でした。

 バイク保険シミュレーションで携行品特約の有無で値段を比較しましたが、数百円しか変わらなかったので、携行品特約を付加しておいてよかったと思いました。まさか携帯破損にバイク保険を活用できるとは思ってもいなかったので保険の見直しは改めて大切だと感じました。

 

3-1. 保険会社の携行品特約に関する比較(4社)

 保険会社(4社)の『携行品特約』に関する比較を以下にまとめたので参考にしてください。

 

保険会社の携行品特約一覧(4社)
保険会社 対象保険 特約名称 補償対象
チューリッヒ バイク保険のみ 携行品補償特約 スマホやカメラなど
三井ダイレクト損保 自動車保険のみ 身の回り品補償特約 ゴルフセットやカメラなど(携帯式通信機器は補償対象外)
アクサダイレクト 自動車保険・バイク保険 携行品損害補償特約(特約パッケージ:アクサ安心プラス(レディースプラス)に含まれる) ゴルフセットやカメラなど(携帯式通信機器は補償対象外)
AIG損保 自動車保険のみ 携行品損害補償特約 ゴルフセットやカメラなど(携帯式通信機器は補償対象外)
・チューリッヒ:バイク保険の携行品特約(身の回り品に生じた損害を補償)
・三井ダイレクト損保:身の回り品補償特約【自動車保険】
・アクサダイレクト:【保険用語集】携行品損害補償特約
・AIG損保:携行品損害補償特約

 保険会社(4社)の携行品特約を比較して分かりましたが、バイク保険で携行品特約のオプションが付加できるのはチューリッヒとアクサダイレクトのみでした。また、その中でもスマホやタブレットなどの携帯式通信機器が補償対象となっているのはチューリッヒのみでした。

 バイクでのツーリング中は、スマホホルダーにスマホを取り付けて走行する方がほとんどだと思うので、もしもの場合に備えてスマホの補償を受けたいと思われた方はチューリッヒがおススメかもしれません。

 ※保険会社のサイトから確認できた範囲の情報であるため、携行品特約の契約が実際に可能かどうかは契約保険会社にお問合せして確認してみてください。

まとめ

 本記事では、バイク保険の携行品特約について、携帯破損の事例で紹介しました。携行品特約は、カメラなどの機器や身の回り品の損害も補償対象となっています。年間にたったの数百円追加するだけで、こんなに助けられるとは思ってもいなかったので、一度、携行品特約の契約有無を確認してみてはどうでしょう。