【エストレヤ ファイナルエディション】1000キロ走行した感想

【エストレヤ ファイナルエディション】1000キロ走行した感想

 最初にお伝えします。250ccの中型バイクは、街乗りでも長距離ツーリングでも幅広く楽しめるので、かなりおススメです。

 私は中型バイクの中でもクラシックバイクに惹かれ、エストレヤのファイナルエディションを購入しました。バイクのある生活だと次のツーリングを考えるのが楽しみになり、毎日心が躍るような気持ちです。気づいたら購入してから1ヶ月半ほどで合計で1000キロ以上走行していました。ここではエストレヤ ファイナルエディションの乗り心地や購入前後のイメージの差、また気に入った点・いまいちな点について感じたことを紹介します。

 ※主観的な感想なので、あくまでも一個人の意見として参考程度にみていただけると嬉しいです。

1. エストレヤ ファイナルエディションの概要

 エストレヤ ファイナルエディションはカワサキから2017年に発売されたエストレヤシリーズ最後の250ccバイクです。エストレヤシリーズは、1992年から製造されており、カワサキのバイク車種では25年間販売された最長のロングセラーとなっています。オールドルックなデザインから漂うクラシックな雰囲気が好きな人にはたまらないバイクとなっています。特に、エストレヤシリーズの最終モデルであるファイナルエディションは、高級感あふれるワインレッドカラーをメインとしてデザインされており、現代的な雰囲気とクラシックバイクの雰囲気を併せ持ったハイブリッドバイクと言っても過言ではないと思います。

 このエストレヤ ファイナルエディションのデザインですが、同社カワサキのW650RS(W3)がモデルとなって製造されたと言われています。W650RS(W3)を調べてみるとわかりますが、カラーリングや外観はほとんど変わりません。パッと見た感じだと2気筒になっていることとエンジン部分が大きく違うかなということくらいでした。

1-1. スペック

 クラシックバイクが好きな方は、第一にデザインも重視されると思いますが、スペックに関してもバイクと上手く付き合っていくには欠かせない要素になると思います。エストレヤ ファイナルエディションのスペックは以下の通りです。(公式のHPを参照しています。)

2017年モデル ESTRELLA
車名(通称名) ESTRELLA
ESTRELLA Final Edition
一次減速比/二次減速比 3.363(74/22) / 2.666(40/15)
型式 JBK-BJ250A フレーム形式 セミダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,075mm×755mm×1,055mm 懸架方式 テレスコピック(インナーチューブ径 39mm)
軸間距離 1,410mm スイングアーム(オイルショック)
最低地上高 170mm ホイールトラベル 120mm
シート高 735mm 95mm
キャスター/トレール 27°/ 96mm タイヤサイズ 90/90-18M/C 51P
エンジン種類/弁方式 空冷4ストローク単気筒 / SOHC 2バルブ 110/90-17M/C 60P
総排気量 249cm³ ホイールサイズ 18×1.85
内径×行程/圧縮比 66.0mm × 73.0mm / 9.0:1 17×2.15
最高出力 13kW(18PS)/7,500rpm ブレーキ形式 シングルディスク 300mm(外径)
最大トルク 18N・m(1.8kgf・m)/5,500rpm ドラム(リーディングトレーリング) 160mm(内径)
始動方式 セルフスターター ステアリングアングル (左/右) 40°/ 40°
点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火) 車両重量 161kg
潤滑方式 ウエットサンプ 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
エンジンオイル容量 2.0 L 燃料タンク容量 13L
燃料供給方式 フューエルインジェクション 乗車定員 2名
トランスミッション形式 常噛 5段リターン 燃料消費率(km/L)※1 39.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2
クラッチ形式 湿式多板 31.5km/L(WMTCモード値 クラス2-2、1名乗車時)※3
ギヤ・レシオ 1速 2.636(29/11) 最小回転半径 2.4m
2速 1.733(26/15) カラー ESTRELLA
キャンディバーントオレンジ×パールクリスタルホワイト

ESTRELLA Final Edition
キャンディアラビアンレッド
3速 1.300(26/20) メーカー希望小売価格 ESTRELLA
546,700円
(本体価格497,000円、消費税49,700円)

ESTRELLA Final Edition
586,300円
(本体価格533,000円、消費税53,300円)
4速 1.050(21/20)
5速 0.833(20/24)

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。

※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。

※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

 

 重量に関しては中型バイクの中でも軽く、かなり取り回しがしやすいと思います。女性にとっては嬉しいポイントです。また、タンクには13Lものガソリンが入るため、長距離ツーリングでも燃料切れを気にすることなく楽しむことができます。ちなみにリザーブは2Lあります。さらに、シートの高さは73.5cmと他の車種に比べると低いため足つきもよく、初心者にもやさしいバイクであると言えます。

 その他にもパワーやトルク等に関しても気になる方がいらっしゃるとは思いますが、どういう原理なのかがあまりよく分からないので、自分なりに理解できれば別の記事で取り上げてみようと思います。

2. 気に入った点

 エストレヤ ファイナルエディションの良いところはたくさんありますが、購入してから実際に1000キロ走ってみて、個人的に気に入ったところを5つに絞って紹介します。

2-1. 高級感あふれるクラシックなデザイン

 なんといっても一番気に入っている点は、ワインレッドで彩られたクラシックなデザインです。高級感もあり、昔ながらの雰囲気も味わうことができる素晴らしいバイクだと思います。私のバイクはコーティングをしているので、一層輝きを増して愛車の存在を感じることもできます。また、サイドから見るエストレヤもいいですが、フロントから見る丸い大きなヘッドランプもかわいらしく、そのサイドについているウィンカーも丸くて何とも言えないです。

 バイクに乗ってから少し斜め下を見ると、まず初めにメーター部分に目が行くと思いますが、2つ並んでいるスピードメーターとタコメーターもいい味を出していると思います。

 デザインに関しては、エストレヤ ファイナルエディションならではのポイントと言えます。

2-2. 取り回しが楽な車体

 バイクの取り回しに関しては、バイクを乗る際や止まる際など必ずと言ってもいいほど必要な動作になります。バイクに乗りたい気持ちはあっても、車体が重くて億劫になるという方もいらっしゃると思います。しかし、エストレヤは重量が161kgと比較的軽く、取り回しがかなり楽であることが良い点です。女性でも比較的簡単に扱うことができると思います。

2-3. 快適な走り心地

 バイクに乗り出したら、重要な点は快適さだと思います。私の場合は、スピード重視で速く走りたいという想いは全くなく、気楽にのんびりと街乗りやツーリングを楽しみたいという想いがあります。エストレヤのバイク動画を観ても感じることができると思いますが、トコトコとのんびり走行し、音や風景を楽しみながらバイクと様々な場所をめぐることができるバイクです。街乗りだと信号に引っかかってしまうので、個人的には山道や海沿いをのんびりと走行するのが好きです。

2-4. 疲れにくいシート

 バイクで長時間走行する場合、ずっと座りっぱなしであるため、身体的な疲労感は誰しも少しは感じると思います。走行距離が長くなるにつれてお尻に違和感や痛みを感じると思いますが、エストレヤの場合はシートが柔らかいので、そこまで身体的な疲労を感じたことがありません。

 エストレヤのシートは、のんびりと長距離を走る場合でもサポートしてくれるシートであり、身体的にも優しいバイクだと言えます。ただし、長時間座りっぱなしは体によくないので、適度にバイクから降りて休憩するようにしましょう。

2-5. 安心感のあるサイドミラー

 バイクは、自動車に分類されます。自動車は安全に走行することが第一だと思いますが、エストレヤは安全性においても高いと感じます。なぜなら、サイドミラーが大きいからです。純正の大きなサイドミラーは安心感が増します

 私は車を運転する際に、バックミラーを見ることで後ろとの車間距離も頻繁に確認しながら走行するのですが、バイクも車の癖なのか同じようにサイドミラーをよく見ます。ミラーが大きので、後ろから車が接近していないかどうかも快適に確認することができるのは良い点だと思っています。

 安全運転関連でいうと、煽り運転に関する法律が整備されたので、そのような危険な行為をするドライバーは改めてほしいです。私は基本的に煽られても気づかないタイプなので、そんなに先を急いでいるのなら、そのような方は右車線から抜かしていただきたいと思います。煽り運転はドライバーの恥ですし、重大な事故にもつながりかねないため、みなさん煽り運転しないようにお願いします。

3. いまいちな点

 続いてはいまいちな点です。現時点で感じているデメリットは特にないのですが、強いて上げるとするならここかなという部分を5つ紹介します。

3-1. のんびりとした加速

 バイクに乗っていると、必ずと言っていいほど信号に引っかかってしまうと思います。エストレヤは、信号が青になり、バイクを走らせてから快適なスピードに乗るまでにそれなりの時間を要してしまいます。なので、走り出してからすぐにスピードに乗りたいという方はスポーツバイクの方が向いてるのではないかなと思います。私はのんびりと走り出したい人なので、今のところは特に不満はありません。

3-2. 少し甲高いエンジン音

 バイクと言えば、デザインも重要ですが、排気音も1つの魅力だと思います。私は、デザインを第一に考えましたが、排気音も気に入ってエストレヤ ファイナルエディションを購入しました。動画等でエストレヤ ファイナルエディションの排気音を聞いていると、「ドコドコ」という音からスピードが上がるにつれて「ドゥルルル」という音に変化しているように感じたのですが、実際に購入してからたくさん乗ってみると、特に走り出す際には甲高い音が混ざっているということを実感します。

 しかし、こちらの排気音に関しては、マフラーを変えることで好みの音に近づけることも可能なので、後々マフラーを交換して自分好みにカスタムしてみようと思います。

3-3. 操作しにくいハザードスイッチ

 一般的なバイクにはハザード機能は搭載されていないと思います。しかし、エストレヤ ファイナルエディションにはハザードランプを光らせることのできる機能が搭載されています。この機能に関しては、このバイクのメリットだと思います。しかし、強いて1つ難点を挙げるならば、ハザードランプを消すのが少しだけ難しいところです。ハザードランプを付けるのは、ただボタンを押せばいいのですが、戻すときにボタンを前に引っ張らないといけないので、扱いにくいです。(これに関しては慣れの問題が大きいと思います。)

 いまいちな点として、ハザードランプの機能を取り上げましたが、ハザードランプに関しては、主に緊急時に付けるものなので、誤って解除してしまわないようにという点では良いのかもしれません。そのような点を考慮してカワサキさんもバイクを製造されているとも思うので、本当にドライバー目線に立って製造されているというありがたい点かもしれませんね。

3-4. ほとんどない収納スペース

 原付バイクに乗ったことがある方は、バイクのシート下にヘルメット1個分くらいの収納スペースがあることはご存じかと思います。しかし、エストレヤはシート下をのぞいても、まったくと言っていいほど収納スペースがないです。他の中型バイクに関しても同じようなものだと思うので、バイクに収納スペースを求めるなら、後付けでカバンを取り付けるのが1つの手だと思います。私はこちらに関しても今のところは気になっていません。

3-5. 細いタイヤ

 5つ目は全然出てこなかったので、少し気になった部分について紹介します。5つ目は、タイヤが細いと思う部分です。大型バイクと比較すると、少しだけタイヤが細いような気がします。比較対象がおかしいのは分かっていますが、タイヤが太いと滑りにくいのではないかという謎理論を持っているので、安心感をさらに得るならタイヤがもう少し太くても問題ないのかなと思います。かといってタイヤに関しては交換する気はありません。

4. 購入前後のイメージ差

 ここまで、エストレヤ ファイナルエディションの気に入った点やいまいち点について紹介しました。結論として購入前後でイメージが変わったかどうかと聞かれると、まったく変わってはないです。購入してよかったと思います。全てを知り尽くしたうえで購入したわけではないので、機能や取り回しに関しては実際にたくさん乗ってみて感じようと思いました。いまいちな点として取り上げた点も本当に強いて言うならという部分なので、気になっていないというのが正直なところかもしれません。むしろ、気になっている部分は、バイクの個性だととらえています。変更してみたいと思う部分はこれからカスタムして少しずつ自分のエストレヤへと変えていきたいと思います。

 ※ちょうど1000キロほど走ってみて、エンジンオイルの交換もしてみました。エストレヤのエンジンオイル交換方法が気になる方は、以下でエンジンオイルの交換に必要な道具から交換方法まで簡単に紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ

 本記事ではエストレヤ ファイナルエディションの概要から、実際に1000キロ走行してみて感じた良い点・気になった点について紹介しました。バイクそれぞれにいい点や、気になる点はあると思いますが、それは全部バイクの個性として受け入れるのがいいと思います。逆に自分好みの完璧なバイクがあっても退屈だと思いませんか。バイクも、ペットみたいに世話する感覚があるので、いい点や気になる点も楽しみながらバイクライフを送っていこうと思います。

 エストレヤは本当にいいバイクだと思っているので、気になった方は参考にしてみてください。

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